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価値観の違いと、少数派であるということ(シビック)。

誤解を恐れずに言うと(わざわざこんな言葉をつけなきゃいけない時点でアウト)、自分自身も含めて言葉のブーメランを投げない人はいないと思っています。正論のようなその言葉を紡ぐ人が、別の角度では自らがそれを行っている。気が付いていないだけなんです。自らが痛みを感じない領域ではどんな人も平気で人を傷つけている。 指摘すると「それは違う」と「それはそれ!」をされますけど。ほぼ100%。 人をけなす言葉はすべて自分の行動にもに当てはまると自戒し、言葉を選んでいます。生きていればその口からこぼれ出た言葉でたくさんの人を傷つけるし、書いた文章が人を悲しませる事だってある。自分の正義を絶対だ、という言葉ほど嘘八百な言葉はない。 シビックのCMのこの部分は、すごく秀逸なコピーだと思ってる。 自分の外には自分の知らない感情が無数に存在し、全く矛盾する幸福感を持つ人たちが隣り合わせで生きているのだ。 評論家の誰もが日本で売れないと言っている、アメリカでバカ売れしているシビックセダンと、欧州でバカ売れしたタイプR+ハッチバックを日本のサポートをつけて売る。販売店の営業ですら「売れないと思う」と言う。 でも、現車のまともな試乗もない中で、数千人が予約をしていて、その半分は日本で絶滅しかかっているMT車で、もう半分は売れないと言われているセダンで、そして全てディーゼルとEV・ハイブリッドにオワコン扱いされている純ガソリン車だったりする。 そしてここに「これなら良いかな」という日本人もいる。 拒絶されることに疲れた人の拒絶する言葉、怒りの言葉もわかるけど、そのエネルギーを言葉が伝わる人たちへの応援と、言葉が伝わらない人たちへの説明(言葉をかみ砕き、興味ある言葉に仕立てる)に使ってほしいと思うのです。 シビックと全然関係ないけど、今日はそんな感じで。

ホンダがシビックを発売する凄さの話。

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自分のfacebookで車選びのスレ見てて、タイトルの言葉を思いついたので書いておきます。 そのスレを見ていて、車が好きな自分と気の合う営業さんが辛そうなの良くわかった気がしました(そして自分の異常さも)。多くの人が求めるのは「車」じゃなくて「移動する空間」なので、「車」を売りたくてこの仕事を始めた人には辛いんだろうな、と。 今の時代、車は「奥さんが運転するもの」で、「移動する部屋」なんですねぇ。 しかも狭い道+駐車場という軽や5ナンバー規格で整備されたインフラで運転技術を考えずに楽に取り回しができる車となると、国産車が軽orDセグメントの小型車と箱車、見晴らしの良いSUVに集約され、かつ、購入決定権が女性にある時点で燃費or経済性追求型エンジンのみが残るのが良くわかります。 旦那しか運転せず、走る車を奥さんが選ばせてくれる我が家のような家庭はきっと絶滅危惧種なんでしょうね。 そんなわけで、Cセグハッチバックやセダンに走れるエンジン積んだ車は国内メーカーがたとえ作っていても、海外でしか売れない(収益が見込めない)からグローバルのラインアップにあっても日本では売らない。レクサスの異常性(箱車、Dセグ、軽は取り扱っていない)と、そこで働く営業が生き生きしてた理由はこの辺りかなぁと感じています。すごく楽しそうに車を売っていました。 そんな中、走りに振ったCセグメントのシビックを国内ディーラーのサポートがつく形でホンダは国内販売に踏み切ってくれたわけです。 5ドアハッチバックの走るガソリンエンジンで、MTの選択肢があって、国産ディーラーの安いメンテナンス費用で乗ることができる(レクサスも内容を考えれば安かったけどやっぱりプレミア価格が乗っている)。 応援の意味でも、買い換えるしか無いんですよね。「こういう車を出すなら買う人、いるんだよ」って。 【リンク】 HONDA|シビック 【amazonリンク】 ニューカー速報プラス 第52弾 ホンダ新型シビック (CARTOPMOOK) posted with amazlet at 17.09.10 交通タイムス社 (2017-08-17) 売り上げランキング: 5,081 Amazon.co.jpで詳細を見る ニューモデル速報 No

HONDA CIVIC type-Rプロトタイプの画像など

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2017年オートサロン展示後、少しだけ青山本社に飾られていたシビックタイプRプロトタイプの画像を貼り付けておきます。各所のアップばかりですが、ディティールを確認するのには便利かなと。 一部NSXや別の車も交じっていますが、自分用の保管庫なのでご勘弁を。 転載、ご利用はご自由にどうぞ(その際、コメいただけると嬉しいです)。